大野知事が「ふれあい訪問」で北本市へ

先日、大野元裕知事が「ふれあい訪問」で、北本市を訪れ、北本市内の公共施設や企業を見学しました。私も地元選出の県議会議員として、同行いたしました。

このふれあい訪問は、知事が県内各地の実情を自らの目で確かめて把握し、県政運営に的確に反映させていくことを目的に行われており、北本市の訪問は令和3年11月以来でした。

今回、訪問したのは栄市民活動交流センター、エイワ株式会社、SUBARU北本工場の計3か所です。

交流センターは、閉校した栄小学校をリニューアルしてできた複合施設、エイワは高級オーダースーツ専門店「銀座英国屋」の縫製加工を行う工房、SUBARUは自動車メーカーであり、北本工場はストロングハイブリッド用トランスアスクルの生産拠点です。

エイワの視察では、人材育成をテーマに活発な意見交換がありました。縫製業界の課題として職人の高齢化がある中で、同社では社員の半数以上が30代以下となっており、若手の縫製職人の育成に注力しているそうです。こうした若手育成をしている企業に対する行政の支援のあり方も、大きく転換していく必要性を認識しました。

SUBARUでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)による業務効率化や機械化による作業負荷の軽減、従業員が働きやすい職場環境の推進などを進めており、生産現場の生の声をうかがうことで、生産性向上のための改革の必要性を学ぶことができました。