栄市民交流活動センターを視察

令和3年3月をもって閉校した旧北本市立栄小学校の校舎や体育館を活用した施設北本市栄市民活動交流センター」を先日、開館前に視察してきました。

同センターは北本市内では初となる複合施設で、本年6月1日のオープンに向けて、最後の準備が進められています。

北本市によると、同センターはコンセプトとして、楽しみと生きがいのある暮らしを応援し、さまざまな人々が未来に向かって「つどう」「つながる」場所や、コミュニティ広場(旧校庭)との一体的な利用を図ることで、新たな出会いや活動のきっかけづくりを応援する施設を目指しているということです。

旧校舎南側のA棟には、市民公益活動を行う団体(NPOやボランティア団体など)が利用できる「市民公益活動支援センター」が設けられるほか、趣味やボランティアの情報コーナーや手芸等の作品展示、ワークショップ開催などを行う「高齢者ラウンジ」、地域の会議やサークル活動など多目的に利用できる「集会室」、「会議室」、「軽スポーツ室」などもあります。

北側のB棟には、「保健センター」が設置されて、健康相談や保健指導、健康診査などの保健サービスが提供されます。また、すでに開設済みの「教育センター」や「石戸第二学童保育室・障害児学童保育室」なども入ります。

旧校庭の一角には、キッチンスペースを兼ね備えた研修室が新たに設置されたほか、旧校庭のコミュニティ広場には芝生広場やグラウンド、ウォーキングコースなどが設けられ、運動や休憩の場としての利用が期待されるそうです。

北本市内では初となる複合施設だけに、老若男女すべての市民が、このセンターに集い、さまざまな分野で交流を深めることで、地域の活性化が図られることを期待したいと思います。