先日、私が所属する福祉保健医療委員会で、県が所有する伊豆潮風館(静岡県伊東市)を視察し、今後の運営に関する調査を行いました。
この施設は、障がいのある方とそのご家族に健康増進やレクリエーションの場として気軽にご利用いただくことを目的に、県が開設した宿泊休養施設です。
同施設は、障がいのある方への対応が充実しており、例えば、家族風呂は、浴室用車いすと移動クレーンを使って障がいのある方も入浴ができ、ご家族(補助者)の一緒の入浴も可能です。客室は、車いす対応型になっており、障がいのある方向けのトイレや非常時用のパトライト(回転灯)なども備え付けられています。
現在、指定管理者による運営が行われていますが、開設から37年が経ち、老朽化も目立つようになっています。このため、今後の施設運営のあり方を検討すべき時期に来ており、障がいのある方やそのご家族の利用状況なども踏まえながら、今後の施設の方向性を考えていこうと思っています。
